ダ・ヴィンチ・コード

これが話題になってるのは、
神であるはずのイエス・キリストにじつは子供がいて、
その子孫が現代にも生き残っているという説を展開しているからだ。
それが歴史的に本当なのかウソなのか、そういうことはどうでも良くて、
ダ・ヴィンチの絵画や歴史上事実などを色々くっ付けて(デッチ上げて)、
謎解きをしつつ話が進んでいくところが面白いのだと思う。
で、実際に映画を見た感想。
そこそこ面白かったけど、腑に落ちない点がひとつ。
マグダラのマリアの棺を見つけたとしよう。
で、DNA鑑定をしてマリアとヒロインの血縁関係が証明されたとしよう。
だからと言って、ヒロインがイエスの子孫だとは証明できへんやん。
エスとマリアが夫婦だったという証拠は、どこにも何にもないんやから。
それって、かなり片手落ちやん。大体さぁ・・・イエスを産んだ聖母マリアと、
エスの妻とされるマグダラのマリア、名前が同じ「マリア」っちゅうのが、
そもそもややこしいわ。わたしはカトリック系の高校と大学に通っていたので、
7年間もキリスト教(必須科目)を習ったんやけどさ。
本当にイエス・キリストがいたのかどうかも、わたしは信じられない。