虹の橋へ

幼稚園のお迎えの帰り、そのまま娘とスーパーに寄ることがある。
そのときの道すがら、とある会社に茶色の雑種中型犬がつながれている。
名前はキャンディ、見るからに痩せて毛艶が悪く、瞳が白濁しており、
かなりの老犬&病身というのが分かるんです。
娘がその犬を見るのを楽しみにしてるんやけど、
前を通るたびに「あの犬はもう長くない」と私は言ってたんです。
昨日、じいちゃんと自転車で帰宅するや否や、
娘が「キャンディちゃん、死んでん!」と言ってくるので、
てっきり幼稚園のウサギのキャンディちゃんが死んだと思い、ビックリしてさ。
だってあのウサギ、まだ若くて元気やったはず・・・。
そしたら「ウサギのキャンディちゃんと違うで、犬のキャンディちゃんやで」と言われて。
あぁ犬の・・・やっぱりこの暑さに耐えられなかったか。
それよりなぜ娘が犬のキャンディちゃんの死を知ってるのだろうか。
「なんで分かるん、キャンディちゃんが死んだってこと」と娘に聞いてみたら、
いつも犬が寝てたところにキャンディちゃんがおらず、
代わりに花と手紙が置いてあったと言うんですよ。
じいちゃんはそんなん全然知らんかったと言ってたから、
娘は自転車の後ろからそれを見て、自分で理解したってことなんやね。
やーー、何か成長したなぁと思った次第です。