読書感想

東野圭吾白夜行」を読んだ。
厚い本だったけど、面白かったわ。大満足です。
何となく松本清張っぽいなと感じました。
けものみち」とか「わるいやつら」といった辺り。
わたしはドラマ版を見ていないので、原作だけで思うことを少し。
桐原という男は最後は自殺だったんじゃないかと。
笹垣というデカに追い詰められてもう逃げ場がなくなり、
何もかも闇に葬るため、そして雪穂をかばうため。
今まで雪穂のためにしてきた事を考えると、それくらいするで。
そしてそれを見越して雪穂は桐原を切り捨てたんじゃないかと。
しかしなぜ雪穂のためにそこまで尽力するのか、
自分の父親の罪を償うためというには余りあるように思う。
続編として「幻夜」というのがあるとの事で、
これは堀北真希で映画化されるやつやんな。もうすぐ公開?
続編といっても登場人物が同じ続きものではなく、
同じような内容の別の話らしい。ふ〜ん。読んでみようかな。