とうとうこの日がやってきました。
午前中は自分達のピアノ教室でレッスンを受けて、
午後からは母が通うピアノ教室の発表会に参加。
部外者でも発表会に出るという何とも不思議な・・・と思いきや、
誰が部外者であるとか、そんなん全然関係ない雰囲気だった。
でもホールはちゃんとした音楽ホールで、広くて綺麗。
(公民館に毛が生えたようなところだと勝手に思ってたから)
それにピアノに至っては何とスタインウェイ製。
フジコがリサイタルで弾いてるのと同じやつ。
本番前の練習で弾いてみてビックリした。
だって音の美しさと響きがいつものピアノと全く違うねんもん。
今までこんなピアノで弾いたことは一度もない。
大昔に出たピアノ発表会、その時のピアノは象牙の鍵盤だった。
高価なのは間違いないけど、音に関しては印象がないな。
そうこうしてたら本番の時間がやってきて、
娘にとっては初めてのピアノ発表会で、しかもトップバッター。
自分より先に弾いた人という見本がないまま、舞台に出なアカンやろ。
客席は暗転してて舞台にだけライトが当たってて、
そんな中を一人で歩いて出て行かなあかん。
舞台袖までは私も一緒について行ったけど、そこから先は一人。
心配は杞憂だったわ。何かしっかりしとるわ。
しっかり歩いて出て行き、お辞儀をして楽譜をセットして、
堂々と演奏をして、楽譜も忘れず取って、お辞儀をして舞台袖まで帰ってきたよ。
演奏もほぼ間違わなかったしね。素晴らしい。
一方、私も2回くらい音をミスったものの、
演奏は止まらずいけたし、何より出し切った感があった。
終わって舞台袖に捌けてきた時、先生が立ち上がって「素敵だったわ」と誉めてくれた!
父にも演奏に心があったと言ってもらえたし、良かった良かった。
ドッと疲れた・・・。
それと私の母も良かったんよ。家でやってる練習よりも「別れの曲」が雰囲気出てた。
編曲バージョンでもショボく聴こえなかったもん。
はーー、大きなイベントが終わったわ!!解き放たれた!!