読書の秋

10月中頃から府立中央図書館での貸出数が一人12冊へ。
現在は8冊です。私が学生の頃は一人4冊までだったよ。
だから家族分のカードを持って、5人×4冊で20冊借りてきたりしたけど。
今は本人がその場にいないと貸出ししてもらえません。
最近では娘も読書の楽しさが分かったようで、
かいけつゾロリシリーズなんかを好んで読んでいます。
他には漫画サザエさんやいじわるばあさんも。
いじわるばあさんは全4巻で、図書館には1巻と2巻しかないねんな。
だから私の蔵書を娘に貸出ししています。
私は長谷川町子フリークなので、全部持ってるねんな。
結構マイナーなやつも、新しく買ったり古本屋で買ったりして集めました。
娘はもう小学2年生、貸しても雑に扱かったり汚したりしないだろうと。

■読書感想

・深水黎一郎「美人薄命」
 タイトルから考えられないハートフルで、良い本でした。
 久々に良い話を読んだなと思った。84歳のおばあちゃんと大学生男子の話。
 最大ポイントはアナグラムです。
飛鳥部勝則「黒と愛」
 異形の哀しみと言うのか何と言うのか。トンデモ話です。
 カテゴリーとしてはミステリーなんやろうけど、もはや謎解きは関係ないわ。
 しいて言えば、性同一性障害の康彦涼子という人物。
 苗字が康彦で、名が涼子。見た目は女で中身は男という。
 これがややこしかった。一人称も「私」だったり「俺」になったりね。そこだけ。