図書館で借りてきたミステリー本5冊のうち2冊を読んだ。
わたしは読んだ本は、二度とは読まない。
無料で借りられて、読み終えた本が場所を取ることもない、
だから図書館が大好きやねん。アイラブ図書館！
まず一冊目の山本文緒「恋愛中毒」やけど、
良い良いと聞いてたわりに拍子抜けだった。
タイトルだけ見れば恋愛物っぽいけど、ミステリー本です。
で、物語の主役がいつのまにか入れ変わるんやけど、
途中で主人公になる中年女、ストーカーで逮捕歴があるという。
どうもその女に感情移入が出来ない。
二冊目の薬丸岳「天使のナイフ」、これは良かった。
少年犯罪とミステリーをドッキングさせていて、するすると読めた。
実際にあった事件を彷彿とさせるところもあり、どんよりした気分にもなる。
実は綾辻行人「十角館の殺人」を読み始めたんやけど、
数十ページを読んだ時点で、リタイアしています。いや読むけどさ、
とりあえず別のを先に読んでからにしようかなと。
と言うのも、出てくる登場人物7人が純日本人のくせに、
ポーだとかルルゥだとかアダ名で呼び合ってるねん。それに馴染めない。
何かもう無性にイライラしてくるねん。何なん、ルルゥって！
ルルーじゃなくて、ルルゥなところがマジで腹立つ。
