ニヤニヤする話

何度思い出しても、その都度ニヤニヤする話がある。
それは母から聞いたピアノ発表会の話。
母のところのピアノ発表会は何でもアリの音楽サロン風らしく、
吹奏楽部に入ってる中学生がトロンボーンを吹いたり、
ピアノを習っている息子の母親が歌を歌ったり、面白い雰囲気になっている。
そんな中、母の元同僚もピアノを習いに来ているそうで、
何故か発表会に篠笛(日本古来の横笛)で出たらしいのだ。
もしかして牛若丸が吹いてるようなアレか?
ところが本番当日、吹けども吹けども音が全く出ず、
結局のところ何もせずに舞台を降りたそうだ。
リコーダーと違って吹けばとりあえず音が出るタイプの笛じゃないもんな。
フルートみたいに吹いて音を出すのにコツが要って難しいんやわ。
それに懲りたその人は、
次の年からはちゃんとピアノで発表会に出てはるんやてー。
突っ込みどころ満載やろ。
まずピアノを習いに来てんのに、何で横笛なんかで出場を?
当日全く音が出ないって何でやの?
それに懲りて次からはちゃんとピアノで出てるところも笑える。
最初からそうせぇよ、あぁ面白い!
私も出てみようかな・・・!!