読書感想

貫井徳郎「慟哭」を読んだ。
時間の違う話が2つ同時に進み、章ごとに交互に出てくる。
こういう構成のミステリーは良くあるし、
最後には1つの話につながると分かっているのになぁ。
連続殺人の犯人が途中で別人だったなんて、
(そもそも別の連続殺人事件なわけだが)
いやぁ気が付かんかったわ、全然。
殺人と新興宗教が絡むストーリーで、
なぜ犯人が新興宗教にハマって行くのか、
そのキッカケも連続殺人をする動機も悲しい話やねん。
殺人までしでかす人はおらんだろうけど、
宗教に入信するキッカケって、とにかく弱ってるときってのは分かる。
読んだ本には関係ないけど、新興宗教なんて全部カルトやで。
あの宗教も、その宗教も。全部オウムと一緒!
ところで5冊借りてきたうちの、4冊を読み終えてん。これで。
ついにあのイラつく本だけが残っている、綾辻行人十角館の殺人」が。
と思ってたら、読み終えた4冊を返却に行って、
また新たな4冊を借りてきたもんね〜。
わたしは「十角館の殺人」を読む気がないのかも知れない。
でも再来週には返却しないとな、やはり読んでみるか・・・。