「お母さんは日本人のフリをしているけど、本当は韓国人やねん」と、
娘が幼稚園の友達に言ったらしい。本人がそう言っている。
そんな微妙な話題をしてさー、無知って怖いね。
それにワシ、韓国人ちゃうしな！マジデ。
しかしどこで聞きかじって、そんな事を言うんかいな？
私は言ったことないで。
きょうび、どこの国の人かなんて、いちいちナンセンスやねん。
そんな時代じゃないねんな、もう。
娘の通う幼稚園には、お父さんが白人、お母さんがアジア系、
姓が中国系だったり韓国系だったり多種多様。
■読書感想
高野和明「幽霊人命救助隊」
タイトルがポップなので何となくアレやけど、
なかなかグッときたかも。
自殺してしまった4人が、神様からノルマを与えられる。
7週間のうちに自殺志願者を100人救うこと。
そしたら天国に連れて行ってやる、と。
人命救助するうちに自分達の自殺について、向き合う事になる。
そして命を粗末にしてしまったことを心底悔やむんよ。
うん、良かった。
この4人の幽霊が自殺志願者に掛けた言葉が面白かった。
「深刻に悩むより、軽薄に生きろ！」
軽薄って！
