読書感想

中村文則「教団X」
あんなに期待して読んだけれども、そこまで面白いか?と思う。
ミステリーだと思って読んだからそう思うのか、
どうでもいい話の分量が多すぎて読むのに疲れるねん、すごく。
人間の生命と量子論ブッダの悟り、この辺りが長い長い長い。
そんな中で印象的だったのはブッダの悟りの境地、
”悪い事をしなければ善い事もしない”という箇所。な、疲れるやろ。
それが悟りなん?しょうもない。
とにかく結末はどうなんの?というのが知りたくて読んだのやけど。
あとがきに書いてある「すべての多様性を愛する」ってのが答えか?
何なん、すべての多様性って。
作中に出てくる”遠くから正義を叫ぶ人”も多様性に入るん?