お義母さんより電話あり。
白浜にある墓を墓じまいして、永代供養してくれる寺に持ってくる話だ。
それも大阪に、という。
結局のところ、継ぐ人がおらんからな。
すぐ近所に宗派を問わずに永代供養を受け付けている寺を見つけたそうで、
そこはどう思う?と聞かれたのだが、どう思うと言われても・・・。
お義母さんの好きなようにしたらいいと答えたものの、
ふとした疑問があってさ。
だって永代供養ならば場所はどこでもええんやろ?
永代供養とは、親族の代わりに寺がお墓の世話をしてくれるって事や。
白浜の墓を管轄している寺で、永代供養に変えてもらってもいいやん。
そしたら義兄&義姉から大阪に持って来いと言われたらしいねん。
理由は白浜の墓が遠いから。
確かに遠いし、山の中で、行くたびに迷う場所にあるわ。
義兄&義姉はスノボやダイビングが趣味で、それをしに良く海外に行く。
そっちの方が遥かに遠いのに、白浜は遠くて行けないと言うわけや、と、
お義母さんが怒っててさ。本音なんやろうけど、そんなん言われても。
昔はお墓お墓と、何百万もかけて墓を建ててな。
墓の区画を購入するのも争奪戦だったんやろ。
それが今じゃ、お金をかけて墓じまいや。何たることよ。
<本日のお弁当>